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オンラインでも日本人の心をつかむ、必勝PR動画の作り方

オンラインでも日本人の心をつかむ、必勝PR動画の作り方

ご存じの通り、プロモーションビデオは、非常に重要なマーケティングツールの1つです。例えばオンライン/オフライン展示会などでは、自社のPR動画を集客のツールとして使用しているケースも多くみられます。また通常の商談の場であっても、顧客やパートナーへの説明の際、ブローシャーよりも動画の方が効果的な場合もあるでしょう。

しかし私が展示会主催者として、多くの海外企業のサポートをしていた時、彼らの多くは日本だけでなく、世界共通で使える英語版の動画しか用意していませんでした。実はこれでは、日本では特に、動画による効果を十分に発揮できないのです。では逆に日本市場向けの動画を作ると、どんなメリットがあるのでしょうか? それは下記の通り主に3つあります。

1.英語能力が低い日本人でも理解してらえる

70% ※ : これは英語を話せる日本人の割合ではありません。英語が苦手な日本人の割合です。

2020年版の国際英語力ランキングの国別ランキングでは、英語を母国語としない100の国と地域のうち、日本は55位で、5年連続で「英語力が低い」という結果になりました。

参照:EF English Proficiency Index >>> https://www.ef.com/wwen/epi/

つまり、多くの日本人のビジネスパーソンは英語が得意ではない、つまり英語だけの動画に抵抗を感じると認識した方が良いでしょう。また動画を見せる商談相手が、仮に英語が堪能な日本人だったとしても、同席していない彼の上司、つまり決裁権者が英語を理解できるとは限りません。日本人に動画を通してあなたの会社や商材の魅力をアピールしたいのであれば、日本語の字幕やナレーションがついた動画を用意するのが良いでしょう。

2.日本市場に対して、準備整っていると感じてもらえる

日本人は保守的で失敗を恐れる傾向があると言われています。つまり、動画が英語であるというだけで、準備不足=取引するとリスクがあるかもしれないと印象付けてしまう可能性もあるのです。私も実際に、ある海外の企業にサービスを売り込まれたことがあるのですが、英語だけの動画を上司に見せたら、「まだ製品もしっかりローカライズされていないかもしれないから、日本で同じようなサービスを扱っている会社をまず探してみて」と言われたのを思い出します。海外企業との取引をリスクだと捉えられないようにするために、ローカライズされた動画制作は重要になってきます。

3.日本市場に対して真剣さや誠意を感じてもらえる

日本人は特に、真剣さ、誠意を大事にする傾向があります。彼らは海外の企業との取引であれば、商習慣が違うという理由で、慎重に考えるということもあるでしょう。しかし日本市場向けの動画を用意することが、真剣さや誠意を感じてもらう1つの要素になります。またそれは日本の顧客へのリスペクトとも捉えられるので、信頼を勝ち取るための第一歩につながるでしょう。

以上が日本参入するならば、日本人向けの動画が重要になってくる理由です。では、いったいどのようなコンテンツを入れ込んだらいいのでしょうか?ここからは、製品やサービスの案内以外にも、入れた方がよいコンテンツが3つありますので、ご紹介します。

1.社長メッセージを入れましょう

多くのプロモーションビデオは、いかに彼らの商品/サービスが素晴らしいかをアピールすることに重点を置いていますが、実は社長からのメッセージが購入に際する大きなファクターとなる場合があります。人が何か行動を起こすときは、感情が揺さぶられ、共感できた時だと言われています。社長がなぜ母国で起業し、どのような思いで製品/サービスを作り上げ、そしてなぜ日本進出しようとしているのかを、エピソードを交えながら、情熱をもって伝えれば、きっとあなたの会社や製品/サービスへの信頼度は高まるだけでなく、記憶にも残るでしょう。

また補足として、メッセージの中で、社長と日本との今までの関わり(ex.日本へ留学や旅行をしたことがある、アニメガ好きだ)を加えると、日本人はあなたに親近感を覚えるのでより効果的です。

2.取引会社を日本の会社に例えて説明しましょう

初めて出会う会社が、信頼できるのかどうか見極める方法の一つに、取引実績があります。 特に、日本人は保守的な人が多いので、新しいものやサービスを受け入れるのに時間がかかると言われています。しかし、あなたの自国での取引実績をアピールすることで、その壁を突破できるでしょう。さて、ここで重要なのは、あなたの取引先が日本で有名かどうかです。マクドナルドや、コカ・コーラなど世界的ブランドであれば日本人がイメージできますが、そうでない場合は、具体的な取引実績のイメージを持ってもらえるような工夫が必要です。

その工夫とは、例えば、あなたの取引会社が大手のゲームメーカーであれば、「任天堂」、大手食品メーカーであれば、「日本食品」、大手化粧品メーカーであれば、「資生堂」、大手お菓子メーカーであれば「グリコ」など、日本企業で考えるならば、〇〇といったように答えられることです。これを言えることで、日本人はあなたの企業の実力を想像することができ、信頼を得ることができるでしょう。

そのようなリサーチをご希望の方は、こちらへご連絡ください。

3.オフィスや工場の写真や動画を用意しましょう

あなたのビジネスが実際に稼働しているという印象を付けるために、オフィスや工場の写真や動画を用意することをお勧めします。もちろん、稼働しているからこのように日本へ参入しているのですが、日本人はそれらを見ることで、あなたが母国でビジネスしていることをよりリアルに感じることができるでしょう。

また海外の中~大企業であっても、日本の展示会に初めて出展するときに、お試しとして小さなブースで参加することがあります。しかし、よっぽどその企業が日本で有名でない限り、小さなブース=体力があまりない企業というように見られてしまう場合があります。それを避けるためにも、あなたのビルや工場のコンテンツを動画に入れれば、一瞬であなたの会社への印象変わります。

以上があなたの動画をより魅力的にするための秘訣です。しかしではいったいどこに動画制作をお願いしたらいいのか悩むこともあるでしょう。そこでBiz Trip Storyでは、数多くの日本進出する海外企業のサポートをしてきた経験を活かして、低コストで日本市場向けの動画制作ができるサービスを開始しました。

2020年3月31日までディスカウント価格でのご提供になりますので、この機会に是非お問い合わせください。私たちBiz Trip Story Teamがあなたを全力でサポートします!

※楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天インサイト」)は、「英語に関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2016年8月5日(金)から6日(土)の2日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。

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